ホストな君,芸能人なあの子
「やっぱ、俺が居ねぇとダメだったな。」

輝君と絵梨とは離れてふたりで歩く。

「…そうだった…かも。」

「かも、じゃねぇだろ。あんな楽しそうに、時間忘れたくせに。」

「あはっ。」

開きなおって、笑ってみせた。

「嘘くせぇ、笑顔。」


「うるさいわよ。
ケチつけられる筋合いない。楽しかったんだもん。仕方ないでしょ。」

「はい、はい。」

むぅ。

街並みが大分、家の近所になってきた。

あそこの公園家の近くなんだよね。

そこに、黒くて高そうな車が見えた。

「あ、私ここで。」

ちょっと大きな声で、前の二人にも、そう伝えた。




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