ホストな君,芸能人なあの子
「あ、起こしてくれてありがとう。

俺授業受けてくるから」

裏庭で寝ていた男の子は、

どこか気まずそうに校舎へと消えて行った。

私も次の授業に間に合うように教室に行かなきゃ。

せっかく、仕事が終わってすぐ、

マネージャーさんに送って貰った意味がなくなっちゃう。

少しあの男の子の様子が気になったけど、

人のこと気にしてもいられない。

私も校舎に入った。

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