ホストな君,芸能人なあの子

待ち合わせ場所に向っていると人通りが多くなってきた。


さっきから視線が…ばれたかな。


そう思って下を向いて歩いた。

その瞬間

どんっ

「すみません。」

バランスを崩して、倒れこみメガネを直しつつ立ち上がろうとした。

スッ

と手が出され

その手をとって立ち上がった。


< 252 / 296 >

この作品をシェア

pagetop