【企】Anniversary
俺と彼女
一から新たなメンバーでする、練習。


俺達は必死だった。


市内の練習試合にも参加出来るまでにもなったし、前より部員の絆が深まった気がした。


そして、何より喜んでくれたのは、楓だった。


マネージャーとして、彼女としていつも、笑顔で応援してくれたんだ。


俺は、思ったんだ…。


『優勝』という肩書きよりも、野球が出来る幸せ!


みんなと、汗だくになっても、体が疲れていても、こうやって俺達の野球が出来れば充分だったんだ。


だから…!


自然と『優勝』という文字が、頭から離れていった。


県大会で自分たちの、力が発揮出来れば充分だと思えるようになった。
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