激重シスコン皇帝は、勝ち気な姫に陥落する
第一審査終了後、
官僚会議は騒然となる。

「ルチア王女殿下、帝国史はゼロ点なのに……総合評価はトップクラスだ。」

「皇帝陛下に物言える者など、国中探してもいない。」

「胆力・判断力・気骨……すべてが皇后に相応しい……!」

みんながルチアに好感を覚えていた。
故に出てくる結論はただひとつ。

――ルチア王女、皇后候補として最有力候補。

ルチア本人はその頃、
紅茶を飲みながら
「終わったわ。第一審査には臨んだのだからファティマへの義理は果たしたし、帝都観光して帰ろ〜」
と呑気に考えていた。



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