ひみつがくずれるとき
そこには知らない人が映っていた。赤っぽい茶色の髪が派手で、それ以外が地味な女の子だ。
そういえばレインボーパレードの会場でこんな女の子に話しかけられたはず。でも私の知り合いではない人だな。
『すみません。さとうイチゴです。名字のさとうは、お菓子に使う砂糖です。ユウさんはいらっしゃいますか?』
そうだ、この人はレインボーパレードの時にユウの話をしていたんだ。
でもなんでユウに会うため、この家へ来たのかな? ユウがこの家で今住んでいるって事を知っている人は、楓以外いないはずなのに。