天使と悪魔~私、ヤクザの愛人になりました~
ガチャ
覗いていた奥の扉から見慣れた男たちが入ってきた。それは私の予想通り郁斗と大地、そして組の舎弟たち。
「郁斗さん、これ、一体どういうことっすか?」
「僕が逢魔の出身ってこと、忘れてたの?」
「いや、覚えてますけど……亜魔野組に正式に入ったんじゃ…。」
「イエスだけど、ノーでもある。僕はあの事件があって逢魔を抜けた。でも若頭だからいろんな連中に狙われて面倒だったから、京子さんを探すっていう名目で海外に逃げたんだよ。どうせ見つかることなんてないと思ってたのに、京子さんを僕は見つけた。その時、こう思ったんだ。亜魔野組にすり寄って四霊のスパイになれば、僕の未来は安泰なんじゃないかって……。」
「何言ってるんすか!?せっかく亜魔野の一員になれたのに……。」
「そういうのが鬱陶しいんだよ。仲間だとか仲良くとか、ヤクザの身分で何甘ったれてるんだよ……僕はね、亜魔野心を一生許さないって決めたんだ。僕から天ちゃんを奪った奴は殺してやる……そのためには四霊の力が必要だった。だから取引したんだよ……僕が大地を四霊に引き渡せたら、必ず四霊組に入れて亜魔野組をぶっ潰すって……!」
「そんな……それじゃあ今まで一緒にいたのって……。」
「全部演技に決まってるんだろ……?会長、これで約束を果たしてもらえますよね?大地をきちんと連れてきましたよ。」
「ああ、ご苦労だったな。」
ドン
「え……?」
会長と思われる老人が立ち上がると銃声が聞こえた。ゆっくりと郁斗が後ろに倒れていく。
「ちょっと、郁斗さん!だいじょうぶっすか!?」
「大地、そんな下衆を心配する必要はない。そいつは私のために悪行を働いた。使い勝手は悪くなかったが私はおしゃべりな奴が大嫌いでね……お前をきちんと届けてくれれば殺そうと思ってたんだよ。」
覗いていた奥の扉から見慣れた男たちが入ってきた。それは私の予想通り郁斗と大地、そして組の舎弟たち。
「郁斗さん、これ、一体どういうことっすか?」
「僕が逢魔の出身ってこと、忘れてたの?」
「いや、覚えてますけど……亜魔野組に正式に入ったんじゃ…。」
「イエスだけど、ノーでもある。僕はあの事件があって逢魔を抜けた。でも若頭だからいろんな連中に狙われて面倒だったから、京子さんを探すっていう名目で海外に逃げたんだよ。どうせ見つかることなんてないと思ってたのに、京子さんを僕は見つけた。その時、こう思ったんだ。亜魔野組にすり寄って四霊のスパイになれば、僕の未来は安泰なんじゃないかって……。」
「何言ってるんすか!?せっかく亜魔野の一員になれたのに……。」
「そういうのが鬱陶しいんだよ。仲間だとか仲良くとか、ヤクザの身分で何甘ったれてるんだよ……僕はね、亜魔野心を一生許さないって決めたんだ。僕から天ちゃんを奪った奴は殺してやる……そのためには四霊の力が必要だった。だから取引したんだよ……僕が大地を四霊に引き渡せたら、必ず四霊組に入れて亜魔野組をぶっ潰すって……!」
「そんな……それじゃあ今まで一緒にいたのって……。」
「全部演技に決まってるんだろ……?会長、これで約束を果たしてもらえますよね?大地をきちんと連れてきましたよ。」
「ああ、ご苦労だったな。」
ドン
「え……?」
会長と思われる老人が立ち上がると銃声が聞こえた。ゆっくりと郁斗が後ろに倒れていく。
「ちょっと、郁斗さん!だいじょうぶっすか!?」
「大地、そんな下衆を心配する必要はない。そいつは私のために悪行を働いた。使い勝手は悪くなかったが私はおしゃべりな奴が大嫌いでね……お前をきちんと届けてくれれば殺そうと思ってたんだよ。」