29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡

「もしかして俺の元カノのことを考えてた?」

しかし、レイナが気掛かりなのは、そこではない。

一ツ山大学に通っていた時、藤川には彼女がいた、と華恵から聞いていた情報について、だ。

彼女がいた、ということは、そういう行為をした経験がある、ということだろう。藤川の女性慣れしている言動からして、それは間違いない。

真逆の位置にいる自分に対し、藤川はどう思うのか。

「もしかして俺の元カノのことを考えてた?」

ドキッとした。この人は心を読むことができるピンク髪の女の子なのだろうか、と思えてしまう。

「考えてませんよ。どうしてそう思うんですか?」

レイナは動揺を隠して、とぼけた。

「大学の近くだからさ。なんとなく」

ビンゴである。この人は自分の思考回路を完全に読み切っている、とレイナは空恐ろしくなった。

「いえ、別に...」

「武藤さんから聞いてるんでしょ。元カノがいたこと。気になるの当たり前だから、かっこつけなくていいよ」

「はぁ...」
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