29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「レイナの家も犬が来るって、さっき言ってたけど、日中の面倒は大丈夫なの?田森所長はペットシッター雇ってるって聞いたけど」

「母がいるので」

「あれ?実家暮らし?」

「そうですよ」

口を滑らせてしまったことにレイナは言ってから気がついた。

「そうか。じゃあ、安心か。武藤さんと俺の実家と同じか」

「でも、あと数年で出ようと思ってます。単身向けのマンションを買って。その時に犬を巡って揉めたらイヤだな、と思いますけどね」

「はあ?一人でローン組んでそんなもん買う気?」

「そうですよ。なんか文句ありますか?」

「いや、なんでそういう考えに至るかなって...」

もうこの際、洗いざらい話してしまった方がすっきりするし、それを聞いて自分を切るならそうしてもらって構わない、とレイナは思い、賭けに出た。

「私、粗大ゴミなんです。家族の中で」

「えっ?どうして?」

「学費がかかった金食い虫だからです」
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