29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
「ごめんね。レイナには、私のせいで、いっぱいいっぱい我慢させちゃったもんね。お母さんたちがレイナに過保護になっちゃったのも、全部、私のせいだもんね。本当にごめんね」

ペコッと頭を振った姉を、レイナは机に肘をついて睥睨した。

「レイナの取った資格、私はよくわかんないけど、すっごく難しいし、偉いんだってね。パパが会社にいる建築士さんに話したら、そう言われたって」

「よく言うよ。散々反対して人をコケにしたくせに」

「ごめんね。パパは母子家庭でお母さんが苦労してたの見てるから、女は男が食わせてなんぼって考えてるの。古いけど、そういう人なの。許してあげて」

許せるか、ボケ。

そう毒気づきたいのはヤマヤマだが、それは口にしなかった。

姉は一番上の甥っ子が小学校に入学する少し前、地元の友人の紹介により、現在の夫と知り合い、結婚した。それ以前も含めてにはなるが、姉は現在に至るまで一度も働いていない。
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