ハニートラップ
phase.17 半分こ
夏休み中も、高峰くんからの呼び出しは続く。
時間は決まって深夜0時。
週数回、の数がだんだん増えていく。
気付いたら、毎夜会うのが恒例になっていた。
「珠桜は、宿題終わった?」
「まぁ、うん。大体は。」
何をするでもなく、月と街灯が照らす道路を歩くだけ。
たまに高峰くんが私の手を取って、なんとなく手を繋いで歩くこともあった。
歪な関係。
だけど静かな夜の散歩は、ちょっとだけ居心地が良かった。
住宅街を抜けて、車も走る通りに出る。
暗い中で、ポツンと立っているコンビニを見て思い出した。
「今日って何日だっけ?」
「23だけど?」
「やば!今日までだ!」
言いながら、スマホを操作して目的の画面を確かめる。
アイスクリームの引換券。有効期限は今日までだ。
「ちょっとコンビニ寄っていい?」
面食らってる高峰くんを引っ張って、深夜のコンビニに駆け込んだ。
「はー、思い出してよかったぁ。」
モナカのアイスを片手に、外で待ってた高峰くんの元に戻る。
こんな時間に煌々と光るコンビニの前に居座るなんて、背徳感にちょっとだけワクワクする。
時間は決まって深夜0時。
週数回、の数がだんだん増えていく。
気付いたら、毎夜会うのが恒例になっていた。
「珠桜は、宿題終わった?」
「まぁ、うん。大体は。」
何をするでもなく、月と街灯が照らす道路を歩くだけ。
たまに高峰くんが私の手を取って、なんとなく手を繋いで歩くこともあった。
歪な関係。
だけど静かな夜の散歩は、ちょっとだけ居心地が良かった。
住宅街を抜けて、車も走る通りに出る。
暗い中で、ポツンと立っているコンビニを見て思い出した。
「今日って何日だっけ?」
「23だけど?」
「やば!今日までだ!」
言いながら、スマホを操作して目的の画面を確かめる。
アイスクリームの引換券。有効期限は今日までだ。
「ちょっとコンビニ寄っていい?」
面食らってる高峰くんを引っ張って、深夜のコンビニに駆け込んだ。
「はー、思い出してよかったぁ。」
モナカのアイスを片手に、外で待ってた高峰くんの元に戻る。
こんな時間に煌々と光るコンビニの前に居座るなんて、背徳感にちょっとだけワクワクする。