腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「ありがとう。考えてくれて。待ってるから。茜の答えが出るまで…」

美咲くんなら、私を焦らせないで待っていてくれそうだ。
私はゆっくり自分のペースで、自分の気持ちと向き合えそうだ。

「うん。待ってて。その時はちゃんと美咲くんに私の気持ちをちゃんと伝えるから」

いつになるかなんて分からない。それでも美咲くんは待ってくれる。
なるべく早く答えが出せることを願って、私は前向きに考えることにした。

「おう。ゆっくり気長に待ってるからな」

とはいっても、恋愛は久しぶりなため、なかなかすぐに答えが出る気はしない。
いつまでもぎこちない距離というわけにはいかないが、こういった雰囲気にあまり慣れていないため、あまり焦らない方が自分の為だ。ゆっくり自分のペースで慣れていこうと思う。

「俺もそんなに恋愛に慣れてないからさ、お互いにゆっくり歩んでいこうぜ」

恋愛に不慣れな二人が恋愛を始めた。
この先、どうなるかなんて分からない。恋愛の仕方を忘れた私には、このイケメンとの恋愛の先々が心配で仕方がなかった。

「そうだね。ゆっくり歩んでいこう」

でも、美咲くんとだったら、なんとかなりそうな気がした。
そんな期待に胸を膨らませながら、クリスマスデートで今の私は頭がいっぱいなのであった…。
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