腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
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待ち合わせ場所に着くと、やっぱり美咲くんの方が先に来ていた。
「おはよう、美咲くん」
いつも通り声をかけた。これがデートだということはよく分かっている。
それでも、今の私達には今まで通りに接する方が良いと判断した。
「おはよう、茜」
イケメンスマイルで爽やかに挨拶された。思わず、ときめいてしまった。
「う、うん…おはよ…美咲くん…」
「茜から挨拶してきたのに、挨拶返しされた…。茜、面白いな……」
ドキドキしていることが上手く隠せなかった。これじゃ、自らバラしているようなものだ。
恥ずかしい。もう今日はいつも通りにするって決めたばかりなのに…。
「今日はデートだけど、いつも通りに楽しく過ごしてくれると嬉しい」
緊張している私を見て、リラックスさせるために、美咲くんが優しい言葉をかけてくれた。
そんな美咲くんの優しさに、少し緊張が和らいできた。
「うん。もちろん、楽しみにしてきたし、楽しむつもりでいるよ」
「そっか。それならよかった。あのさ、よかったらなんだけど、ニャンジャタウンへ行かない?」
ちなみにニャンジャタウンとは、猫がモチーフとなっているちょっとしたテーマパーク施設。
よくアニメや漫画、ゲームなどのコンテンツとコラボし、コラボ商品やコラボメニューなどを展開している。