腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
でももうその未来が近いのかもしれない。年齢的にそうなってもおかしくない。いつかそうなる日が来るという想像だけで、今の私はいっぱいいっぱいで。まだ考えられそうにないが、いつかそうなる日が訪れることを願った。

「いえいえ。こちらこそ。いつか今度、お互いの親にも挨拶したいね」

挨拶したいと思ってくれているだけで嬉しかった。私もいつか美咲くんを家族に紹介したい。
私の親なら喜んでくれると思う。美咲くんの親にも気に入ってもらえたら嬉しいな。

「うん。私もそうしたい。いつかそうしよう…ね」

今はこういった約束だけでもドキドキしてしまう。その先を色々想像して…。
誰かとお付き合いするって、色んなイベントがあって。それを二人で乗り越えていく。時には二人だけじゃなく、周りの人を巻き込むこともある。
そのいつかが身近であるようで。まだ遠い未来のような気がして。今の私はふわふわ宙に浮いた気分だ。

「今日はこのままゆっくりしたい。まだ居てもいい?」

そんなの答えは一つだ。私だって同じ気持ちだ。

「いいよ。私ももっと一緒に居たいから」

今はまだ将来の云々より、目の目に居る恋人と甘い時間を過ごす方が優先だ。
恋は盲目…なんて言葉があるが、今、正にその通りだ。もうこの人しかいないと思えた瞬間だった。
< 600 / 635 >

この作品をシェア

pagetop