腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「大船に乗ったつもりでいてくれればいいからな。二人で一緒に頑張ろう」
どちらか一人が頑張るのではなく、一緒に頑張ろうと言ってくれたのが嬉しかった。
「うん。一緒に頑張ろう」
美咲くんに背中を押してもらったので、私はその勢いのまま店長に電話をかけることにした。
店長のプライベートの連絡先を知っていたので、そちらに電話をかけた。
かけ始めて数コール目で電話に応じてもらえた。
『もしもし…』
「お疲れ様です。桜庭です」
『桜庭さん。お疲れ様です』
店長は私が漫画家として活動していることを知っているが、いざ伝えようと思うと緊張感が増す。
やっと伝えられるのは嬉しいが、お店に迷惑をかけることになってしまうような気がして。
告げるのを躊躇してしまいそうになったが、このまま何も言わずにいる方が却って迷惑をかけてしまうことになるので、勇気を出して告げた。
「お忙しい中、急にお電話してすみません。実はあの…、漫画家として連載が決まりまして。今日はシフトの調整をお願いしたくてご連絡させて頂きました」
無事に噛まずに言えた。それだけで胸を撫で下ろした。
あとは店長の出方を待つのみ。そんな簡単に調整ができるとは思ってもいないので、暫くの間は書店のパートと漫画家のお仕事を両立するつもりだ。
どんな答えが返ってきたとしても、もう覚悟は決めている。あとは自分の体力次第だ。最悪クビになることも含めて。
『そうだったんですね。まずは桜庭さん。漫画家としての大きな一歩を踏み出せたこと、おめでとうございます。ずっと見守ってきた立場として、私も自分のことのように嬉しいです』
店長はまず、祝福を述べてくれた。それが何よりも嬉しくて。思わず涙が出そうになった。
どちらか一人が頑張るのではなく、一緒に頑張ろうと言ってくれたのが嬉しかった。
「うん。一緒に頑張ろう」
美咲くんに背中を押してもらったので、私はその勢いのまま店長に電話をかけることにした。
店長のプライベートの連絡先を知っていたので、そちらに電話をかけた。
かけ始めて数コール目で電話に応じてもらえた。
『もしもし…』
「お疲れ様です。桜庭です」
『桜庭さん。お疲れ様です』
店長は私が漫画家として活動していることを知っているが、いざ伝えようと思うと緊張感が増す。
やっと伝えられるのは嬉しいが、お店に迷惑をかけることになってしまうような気がして。
告げるのを躊躇してしまいそうになったが、このまま何も言わずにいる方が却って迷惑をかけてしまうことになるので、勇気を出して告げた。
「お忙しい中、急にお電話してすみません。実はあの…、漫画家として連載が決まりまして。今日はシフトの調整をお願いしたくてご連絡させて頂きました」
無事に噛まずに言えた。それだけで胸を撫で下ろした。
あとは店長の出方を待つのみ。そんな簡単に調整ができるとは思ってもいないので、暫くの間は書店のパートと漫画家のお仕事を両立するつもりだ。
どんな答えが返ってきたとしても、もう覚悟は決めている。あとは自分の体力次第だ。最悪クビになることも含めて。
『そうだったんですね。まずは桜庭さん。漫画家としての大きな一歩を踏み出せたこと、おめでとうございます。ずっと見守ってきた立場として、私も自分のことのように嬉しいです』
店長はまず、祝福を述べてくれた。それが何よりも嬉しくて。思わず涙が出そうになった。