腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした


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書店の仕事は辞めると伝えてから、一ヶ月後に退職した。
新しい人も無事に見つかって。気がかりなことがないまま辞めることができた。

これまで一緒に働いてきた同僚に引き止められた。嬉しくて涙が溢れそうになったが、堪えた。
働いた期間も短かったため、有給はなかった。難なくすぐに辞めることができたので、私としてはあのタイミングで退職して良かったと今ではそう思っている。

時々、書店には足を運ばせてもらっている。息抜きに読書したいなと思い、本を買いに。
そのついでに元同僚達と軽く談笑をしてから帰る。皆元気そうで何よりだ。

桜子さんとも週に一、二回程度会ってお茶をしたりしている。ちなみに桜子さんも私が連載が決まった少し後に連載が決まり、近いうちに書店のお仕事を退職する予定だ。

そんな状態でお互いにバタバタしているので、まだ美咲くんには紹介していない。お互いに漫画家としてのお仕事が落ち着くまで待ってもらっている。

そして現在の私はというと、雑誌に私の描いた漫画が無事に掲載され、本格的に連載がスタートし始めた。
心に余裕なんてない。月間連載なので、毎月必ず締切はあるし、締切に追われて常に忙しい。
頑張って描いたプロットやネームを、竹宮さんにダメ出しされる度に落ち込んで帰ってくる。

そしてまた頑張って描いて提出し、許可が下りると今度は原稿を描く作業に入る。
そんな状態なので、精神的にも体力的にも限界をとうに越え、疲れきっている。
連載が始まる前までの私は、家のことも頑張るなんて言っていたが、とてもじゃないが頑張れるほどの余力がない。
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