腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「うん。忘れない」

「それなら良し。無理は禁物だからな」

「はい。気をつけます…」

浮かれるのはもう終わりにする。大事なことを見落とさずに、自分なりに頑張る。
体調を大事にするのも仕事だ。心身共に健康を保てるように心がけることを決意した。

「グラタンができたからご飯にしよっか」

「うん!そうしよう」

ちなみに美咲くんのグラタンは美味しかった。
それだけで心も満たされたので、私は仕事を再開した。

「ありがとう、美咲くん。あともう少しだけ仕事を頑張るよ」

「程々にな。さっきも言った通り、休憩を挟みつつ…だからな?」

それはもう肝に銘じた。好きな人に必要以上に迷惑をかけないようにするために。

「もちろん!さっき美咲くんと約束したから、ちゃんと休憩を挟むよ」

「それなら良かった。あとで差し入れをするから待っててな」

美咲くんの差し入れ…。楽しみすぎて涎が溢れそうになった。

「先に言っておくが、食べ物の差し入れはしないぞ。コーヒー砂糖なしミルク入りだけどな」

食べ物の差し入れがないことは残念だが、眠気覚ましのコーヒーは助かる。

「ありがとう。コーヒー、とても有難いです」

「本当は夜にコーヒーなんて良くないかもしれないけど、美味しいコーヒーを買ってきたから、茜に飲んでほしいなと思って」
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