婚活嫌いのパイロットは約束妻に恋をする
一カ月半前、実家近くに住む母方の祖母が老衰のため亡くなった。
高齢のため心臓が弱ってきてはいたが、亡くなる直前まで元気で食欲もあり、体調も落ち着いていたのでとても驚いた。
祖母は何度同居を提案しても、祖父との思い出が詰まった自宅から引っ越すのを嫌がり、母と私が様子を見に行くようにしていた。
高齢とはいえ身の回りの事柄を自分ひとりできちんとこなせ、ネットも使いこなす、人生経験豊富で快活な祖母に、私も妹の菫もよく相談にのってもらっていた。
父が亡くなった現実をやっと少しずつ受け入れはじめた矢先での訃報に、私たち姉妹以上に母がショックを受けていた。
葬儀をはじめ、必要な手続きなどの際は気丈に振る舞っていたが、すべてが落ち着いた頃しばらく寝込んでしまった。
大阪の大学で栄養学を専攻している二十一歳の妹、菫も祖母の訃報に慌てて戻ってきた。
妹は都内の大学に進学するか迷った際、祖母に相談していた。
栄養学に明るい祖母の友人に大阪の大学で教鞭をとっている教授の話を聞き、是非講義を受けたいと希望し、進路を決めた。
以来、まとまった休みのときなどは姉妹でお互いの家を行き来している。
航空会社に勤務する私は自社の航空運賃が安くなるため、このときばかりは大いに助かっている。
高齢のため心臓が弱ってきてはいたが、亡くなる直前まで元気で食欲もあり、体調も落ち着いていたのでとても驚いた。
祖母は何度同居を提案しても、祖父との思い出が詰まった自宅から引っ越すのを嫌がり、母と私が様子を見に行くようにしていた。
高齢とはいえ身の回りの事柄を自分ひとりできちんとこなせ、ネットも使いこなす、人生経験豊富で快活な祖母に、私も妹の菫もよく相談にのってもらっていた。
父が亡くなった現実をやっと少しずつ受け入れはじめた矢先での訃報に、私たち姉妹以上に母がショックを受けていた。
葬儀をはじめ、必要な手続きなどの際は気丈に振る舞っていたが、すべてが落ち着いた頃しばらく寝込んでしまった。
大阪の大学で栄養学を専攻している二十一歳の妹、菫も祖母の訃報に慌てて戻ってきた。
妹は都内の大学に進学するか迷った際、祖母に相談していた。
栄養学に明るい祖母の友人に大阪の大学で教鞭をとっている教授の話を聞き、是非講義を受けたいと希望し、進路を決めた。
以来、まとまった休みのときなどは姉妹でお互いの家を行き来している。
航空会社に勤務する私は自社の航空運賃が安くなるため、このときばかりは大いに助かっている。