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純情*ライアー
236ページ
純情*ライアー
葵くんが深く息を吸い込んで、それからそれを全部吐き出す。
今にも崩れそうなくらい潤んだ目に、キュッと力を入れて射抜くように私を見つめる。
「俺も、ずっと。
ずっと前から、優里さんのことが好きでした。」
その瞬間、手を伸ばしたのはどちらが先だったのか。
握った手を引き合って、トン、と体がぶつかり合う。
葵くんの腕が体に回って、痛いくらいきつく抱き締められた。
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