彗星ペン

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ノートの罫線の上で
どこかぎこちないダンスをしている
僕はこんなことしてもいいじゃないかと
夏に想いこむ

告白するから

ノートで伝える優しい呪文は
呪える確率1%もないかもしれないけど
陽炎を静かに見つめながら
脳内の天使と悪魔が戦ってた
悪魔は防御力がなくて負けたらしい

普通に書けばいいはずなのに今日は真冬だったのかな?
ウォーミングアップをしていなかったのかな?
どちらにしても
お昼には日差しが出てきて
暖かくなりそうだね

となりの君は怖がってる?
怖がりな僕は何となく分かる
素直に散歩をしながら
静かに恥ずかしがっていた
「元気だな」と思っている僕はやっぱりやらかしているのかも
おかしい地平線を勝手に描きながら

遅すぎる七タ

3回言ってももっともっと言っても
儚い恋だということは信じているだから
僕はなんとかしたいんだ

すこしだけ淡い空の色
どこか寂しい赤いミモザを
贈ろうかと必死に探しやっとわかったことがある

この結末はどうなるかわからないけれど
僕だけしかこんなことかかないだろうなと静かにないてしまう

普通にわたせばいいだけなのにここだけ暑くなってる?
名前を書くだけでも折れそうなのにね
どんなことをしても明日にはって
雨が降りそうだね

恵みの雨だね
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