架け橋 〜ヴァンパイアと人間の違い〜

第二話 教室

まぶしさに耐えながら辿り着いたのは、1年1組の教室だ。

もう9割くらいの席が埋まっていて、わたしも急いで空いている席を探す。

あ、あの席……日が当たってるけど、1番後ろだし教室の様子をよく見れそう。

わたしはさっそく、窓側の1番後ろの席に座った。

……うん、やっぱりよく見える。

黒板も十分見えるし……この席でいいかな。

そう考えて、わたしは持ってきた荷物の片付けを始めた。



「よぉ」



でも、急に前から声が聞こえて、慌てて顔を上げる。

いつの間にか黒板の前には大人の人……たぶん先生が立っていて、わたしたち生徒に向かって挨拶をしていた。



「俺は狩森(かりもり)、このクラスの担任だ。さっそく自己紹介始めっから、適当なとこから始めろ」
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