ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?
葵央さんの提案に、少しだけ戸惑った。

確かに、美味しそうだけど……いいのかな。

わたしは少し躊躇しながらも頷く。



「なら半分くらい交換だな!」

「うん」



わたしと葵央さんは、それぞれ自分のご飯を半分ほどに切って相手のお皿に乗せる。

やっぱりハンバーグ、大きいなぁ……

食べ切れるか不安だけど、わたしはさっそく手を合わせて、もらったハンバーグ食べはじめた。



「わ、美味しい……!」

「オムレツもうまいぞ!」



すごいなぁ、この学園の食堂は。

ヴァンパイアだって気づかれるまで、こんなに美味しいご飯が食べられるのか……

少し嬉しくなりながらも、わたしはご飯を食べ進めていく。

……ん、あれ……?

その途中で、何か睨まれているような視線を感じて周りを見てみる。

気のせいかな……

でも、視線はすぐに消えて、わたしは少し首を傾げながらも食事を再開した。




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