イケメン★ハーレム
「あー、分かります! なんか直観的なものを感じますよね!」


なんの直観だよ。


「生徒会長があんたらみたいに変態な訳ないでしょ? あんたら、頭おかしいんじゃないの? 知ってたけど!」


二人はそのあと少し考え込んでしまった。
会議が終わったのか、生徒会長と恋が戻ってきた。


「おかえりなさい、早かったですね」


「うん、今日は別に会議というほどのものでもなかったし、他の役員もいなかったしね。 すぐ終わったよ」


と爽やかに言う生徒会長。
変態二人は後ろでなんかコソコソ話している。


「足利さん、ずっと聞きたかった事があるんですけど」


と変態が言う。


「ん? 何? 香川くん」


「生徒会長って…変態ですか?」


…何言ってんの!?
私は目が点になる。


っていうか、単刀直入すぎるでしょ!
生徒会長も困ってるじゃん!


「もしかして、キミも?」


生徒会長はキョトンとした顔で、変態に言った。
変態は頷いて、二号も「俺もです」とか言い出す。


「そうなのか。 どうりでキミ達とは同じニオイがすると思ったよ」


…え?ええ!?


ちょ、ちょっとそれ、どーゆう事!?
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