君と一緒に明日へ行く

助けるためならば

「まだ信じられないよ。まさか優斗とつきあえるなんて。だけど本当に良かったの?」
私は帰ってすぐにるちなちゃんにあの後のことを報告した。
でもるちなちゃんも優斗のこと好きだったんだよね。なんだか私はが抜け駆けしちゃったみたいで罪悪感でいっぱい。
だけどるちなちゃんはいつもの明るい声で言った。
『大丈夫だから私のことは気にしないで。もともと優斗君があゆちゃんのことが好きってしってたし。優斗君に相談までされたんだから。だけどこれからも親友でいてほしいな。』
「うん。もちろんだよ。私はずっとるちなちゃんの親友だよ。」
るちなちゃん。明るい声で言ってたけどすこし声が震えてた気がする。
やっぱり好きな人を親友にとられるのはつらいよね。私もるちなちゃんの立場だったらそうだと思う。
だけどるちなちゃんは大丈夫って言ってたからこれ以上はやめとこう。
そのあとるちなちゃんとの通話を終わらせた私は夜ご飯を食べてお風呂に入って寝る準備をした。
ピコん。 そのときスマホがなってみてみたらるちなちゃんからの着信やメッセージが大量に来ていた。
私はすぐにるちなちゃんに電話をかけた。そしたら5秒でるちなちゃんがでてきてくれた。だけどその声はすっごく焦っていた。
『ねぇあゆちゃんきいてさっき学校の近くで事故があったんだって。』
あれ。まってもしかして・・・・・・・。
『それでね。優斗君が巻き込めれちゃったみたいなの!!容体は結構大変らしくて・・・・・。』
あぁやっぱり。私はまた優斗のことを助けられなかった。たぶん体育館の時のやつで安心しきっちゃったんだと思う。
これじゃあもう優斗は戻ってこない。いつもあの時間に事故が起きるってわかってたのに。
私のせいで優斗は戻ってこない。私のせいだ。私のせいなんだ。
自分の頭の中でその言葉が永遠とリピートされる。
『あゆちゃん?あゆちゃん!?大丈夫?聞こえる。返事して!ねぇあゆちゃん!?』
自分はずっとるちなちゃんの声が聞こえるスマホの電源をブチっときった。
そのあと何回もるちなちゃんからのコールが聞こえたけど全部悪いと思いながらも無視した。
すると急に目の前が光って私は気を失った。そして目を開けると、そこは知らない場所なはずなのにどこか懐かしい感じがあった。
『ここはどこ?』
『お前は氷鷹優斗を助けることに失敗した。そのせいで氷鷹優斗は戻ってこない。』
このこえ空から来てる。誰の声なんだろう。でもなんだか懐かしい。
・・・・ってそんなこと言ってる場合じゃない。優斗をどうにかして生かさないと。
『すいません。あなた誰かわかりませんが、優斗のことを助けられますよね。』
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