海姫物語
『そういうことです。温暖化が進み、もしこの国が海へ沈むようなことが起きたとき。それは何年後何千年後かわかりません。ですが彼らの研究はきっと未来に役立ちます』
信じられない関係ないようにエリクと姫奈はクラクラしてきていた。
一緒にニュースを見ていた民泊の奥さんと旦那さんの目には涙が滲んでいる。
半年間一緒に暮らしてきたから、感情移入してくれているみたいだ。
『問題は当時の交通事故についてです。子どもたちを跳ねたトラックの運転手によれば、子どもたちは自転車とぶつかりそうになって車道へ飛び出してしまったということです。その、自転車に乗っていた人物は当時その場から逃走し、そして今も捕まっていません』
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