海姫物語
それを間近で見ていた姫奈の心にも多少の反発心が生まれてしまったことが原因だろう。
施設内を散歩して体が疲れればきっとよく眠れるはずだ。
とはいえずでに夜中だ。
近くに部屋があるエリクを起こさないよう物音を立てないように廊下へ出た。
リノリウムの廊下が常夜灯によって輝いて見えるのは昨日と同じなのに、ひとりで抜け出したことでいつもより心臓がドキドキしている。
姫奈は廊下を往復するつもりでいたけれど、途中で意思を変えて階段を下りていった。
その先にあるのは感染者用のスペースだ。
施設内を散歩して体が疲れればきっとよく眠れるはずだ。
とはいえずでに夜中だ。
近くに部屋があるエリクを起こさないよう物音を立てないように廊下へ出た。
リノリウムの廊下が常夜灯によって輝いて見えるのは昨日と同じなのに、ひとりで抜け出したことでいつもより心臓がドキドキしている。
姫奈は廊下を往復するつもりでいたけれど、途中で意思を変えて階段を下りていった。
その先にあるのは感染者用のスペースだ。