ハウスクリーニング山代には休みが無い
「お前ら今どんな状況か分かってんのか!?強盗団に襲われてんだよ、強盗団に!!」

「貴方、教えてあげた方が宜しいんじゃありません?山形先生達も私達の裏の仕事知ってるわけですし」

「んだな。どれ」

「親父言ったれ」

「大将〜!」風呂本兄弟も笑顔でヒューと手を叩いた。

親父はザッと強盗団の前に立った。

「おめぇらこそ今どなた様に喧嘩売ってんのか分がってんのかぁ!?」

親父の迫力に強盗団はゾッとして後退った。

「ど、どなた様って…な、何様だってんだよ?」

「風太郎」

「あいよ」

「GOGO風ちゃん!」お袋も風呂本兄弟に混ざって笑顔で鞄から出した山代組の旗をもこと一緒に振り始めた。

隠し持っていたクイックルワイパーを取り出し強盗団の前でブォンブォンと大きく振って見せると「そのクイックルワイパー…!山代組の!」と強盗団のリーダーが目を丸くした。

「おやまぁ俺達をご存知のようで誠にありがとうございます〜!この度はハウスクリーニング山代をご利用いただきましてありがとうございました。お代はしっかり頂戴させていただきますのでご理解の程宜しクイックルワイパーッ!!」

今日皆に騙された怒りも含めてクイックルワイパーを振り回すと風のように現れた強盗団は「うわあぁー!!!」と風のようにあっちゅう間に吹き飛んで行った。
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