ハウスクリーニング山代には休みが無い
おまけ番外編・山代家の秘密の日常PART⑩
➖※初めに。今回のおまけ⑩のページの“イラスト”は全て“作者の雑なイラストを元に、AIに仕上げてもらったもの”です。ご理解の程よろしくお願いします。➖
年に一度ある同業者(始末屋業の方)の親睦会で、詳しい場所は言えなけりゃ地図にも載ってない秘湯ならぬ秘屋に両親ともこと4人で参加しに来ていたら「お〜、風太郎、久しぶりやな〜!元気しとったか?」と雄勝(おがつ)組の若頭で同い年の友人、雄勝香夜(おがつかや)が笑顔で俺の所に歩いて来た。
「風ちゃん〜、やっほ〜!この間は仕事手伝ってくれてありがとね〜!」
「よぉ、風太郎。これ先週の仕事行った時に買った土産の饅頭。親父さん達と食べて」
次から次へと「風太郎〜!」とわらわら友人が集まって来て俺の周りはあっという間に生まれた時からずっと共に若頭として同じ時を過ごして来た仲間達でいっぱいになった。
するとずっと俺の隣に居たのに一回も声をかけられなかった天也がついに「貴様ら俺も構えっ!」ワンッ!と悪態をついて吠えた。
「あははっ!相変わらずやな、天也は!可愛ぇ、可愛ぇ、お〜、よしよし!」
「誰がチワワだ!犬扱いするな!」
「誰もチワワとは言ってないよな」と料理の乗った皿を持って歩いてきた友人が俺に言ってきた。俺は「あぁ」と頷き返した。
その時突然背後からうちのお袋や天也んとこのお袋さんや他の皆の家の母親達の「懐かしい〜!!」と弾んだ声が聞こえてきた。
「風ちゃん、ちょっと来て!」
「天也もいらっしゃい!他の皆さんも早く!」
「なんだよ、お袋?」
「ママ達の学生時代のアルバム見せてあげるわ!ほら、風ちゃん、パパそっくりだから!」
「はぁ?俺、昔からお袋に似てるって言われてっから絶対有り得ねぇわ」
「俺も母上に似てるから一緒だな、風太郎!」
天也達とぞろぞろ見に行くと「ほら見て、17歳の時のパパとママよ」とお袋がアルバムの写真を指差した。

俺は持っていたグラスを床に落とした。
「わははははっ!色が黒いお前じゃないか!何が母親似だ、嘘つきめ!」
「風太郎は将来あのオッさんみたくなるんか!ぎゃはははははっ!!」
俺をバシバシ叩きながら天也が雄勝達と爆笑し始めた。
「ほら天也、こっちが私とお父さんよ」
「ふんっ、俺は母上に似ているから心配しないで見れるぞ!どれどれ…」

写真に写る若き日の父上の姿を見て天也は目を点にしてグラスを床に落とした。
俺の時と同じく雄勝達は「お前もおとんそっくりやんけ!」と揃って手を叩いて大爆笑し始めた。
自分の息子・娘達の大きな笑い声に「楽しそうだな!」と人相の悪い大人達が笑顔で集まってきた。
俺はショックのあまりこっそり輪の中を抜け出してバルコニーに出た。
「あ…悪夢だ…。夢だ幻だ…。俺の将来が“あんな”なんて…」
「おめぇ、そろそろお父さん泣いて良いかや?」
「くぅん」
息子に見た目の事で悪口を言われてショックを受けた“あんな”親父がもこを抱っこして隣にやって来るとズッと鼻を啜った。
「クッククック〜赤い鳥ぃ〜♪」
バルコニーで倒れてる泥酔した川沿先生の陽気な歌声が聞こえて来た気がしたがきっと気のせいだ。
「“青い鳥”だわ」親父は黙ってられず突っ込んだ。
おまけ番外編・おわり。
【わんわん出版社・Washaより今回の山代家スクープ!は、天也君のご両親の現在のお写真と、雄勝くんの写真です!】

年に一度ある同業者(始末屋業の方)の親睦会で、詳しい場所は言えなけりゃ地図にも載ってない秘湯ならぬ秘屋に両親ともこと4人で参加しに来ていたら「お〜、風太郎、久しぶりやな〜!元気しとったか?」と雄勝(おがつ)組の若頭で同い年の友人、雄勝香夜(おがつかや)が笑顔で俺の所に歩いて来た。
「風ちゃん〜、やっほ〜!この間は仕事手伝ってくれてありがとね〜!」
「よぉ、風太郎。これ先週の仕事行った時に買った土産の饅頭。親父さん達と食べて」
次から次へと「風太郎〜!」とわらわら友人が集まって来て俺の周りはあっという間に生まれた時からずっと共に若頭として同じ時を過ごして来た仲間達でいっぱいになった。
するとずっと俺の隣に居たのに一回も声をかけられなかった天也がついに「貴様ら俺も構えっ!」ワンッ!と悪態をついて吠えた。
「あははっ!相変わらずやな、天也は!可愛ぇ、可愛ぇ、お〜、よしよし!」
「誰がチワワだ!犬扱いするな!」
「誰もチワワとは言ってないよな」と料理の乗った皿を持って歩いてきた友人が俺に言ってきた。俺は「あぁ」と頷き返した。
その時突然背後からうちのお袋や天也んとこのお袋さんや他の皆の家の母親達の「懐かしい〜!!」と弾んだ声が聞こえてきた。
「風ちゃん、ちょっと来て!」
「天也もいらっしゃい!他の皆さんも早く!」
「なんだよ、お袋?」
「ママ達の学生時代のアルバム見せてあげるわ!ほら、風ちゃん、パパそっくりだから!」
「はぁ?俺、昔からお袋に似てるって言われてっから絶対有り得ねぇわ」
「俺も母上に似てるから一緒だな、風太郎!」
天也達とぞろぞろ見に行くと「ほら見て、17歳の時のパパとママよ」とお袋がアルバムの写真を指差した。

俺は持っていたグラスを床に落とした。
「わははははっ!色が黒いお前じゃないか!何が母親似だ、嘘つきめ!」
「風太郎は将来あのオッさんみたくなるんか!ぎゃはははははっ!!」
俺をバシバシ叩きながら天也が雄勝達と爆笑し始めた。
「ほら天也、こっちが私とお父さんよ」
「ふんっ、俺は母上に似ているから心配しないで見れるぞ!どれどれ…」

写真に写る若き日の父上の姿を見て天也は目を点にしてグラスを床に落とした。
俺の時と同じく雄勝達は「お前もおとんそっくりやんけ!」と揃って手を叩いて大爆笑し始めた。
自分の息子・娘達の大きな笑い声に「楽しそうだな!」と人相の悪い大人達が笑顔で集まってきた。
俺はショックのあまりこっそり輪の中を抜け出してバルコニーに出た。
「あ…悪夢だ…。夢だ幻だ…。俺の将来が“あんな”なんて…」
「おめぇ、そろそろお父さん泣いて良いかや?」
「くぅん」
息子に見た目の事で悪口を言われてショックを受けた“あんな”親父がもこを抱っこして隣にやって来るとズッと鼻を啜った。
「クッククック〜赤い鳥ぃ〜♪」
バルコニーで倒れてる泥酔した川沿先生の陽気な歌声が聞こえて来た気がしたがきっと気のせいだ。
「“青い鳥”だわ」親父は黙ってられず突っ込んだ。
おまけ番外編・おわり。
【わんわん出版社・Washaより今回の山代家スクープ!は、天也君のご両親の現在のお写真と、雄勝くんの写真です!】



