仄暗いほど重たい愛 ~偽装妻ですが、冷血御曹司は手放す気がないようです~

「それでもいい……です。……統悟さんの好きなようにして、ください……」


精一杯の思いで伝えると、やがて、統悟さんが長いため息をついて。

引かれてしまったかな、とおそるおそる見上げた矢先に、唇を奪われた。


「っ、……ん……」

一度離れたかと思えば、今度はさらに重なり合う。

ゆっくりと体重がかかり、身体がベッドへ沈んでいく。


「目を逸らさないで。……一生、俺だけを見ていて」

ふたりだけの夜は、仄暗いほどの愛で満ちていった。


【完】
──────────────

2026.08.10日 ベリーズ文庫様より

『執着強すぎな御曹司に偽装結婚で囚われ──旦那様は独占愛を激化させる』

というタイトルで、本作の書籍が発売となります!

書籍版には、後半のふたりがすれ違っていたシーンの統悟サイドや、ふたりのその後を描いた番外編など、書き下ろしエピソードが収録されております。

さらに一部書店様では、特典SSも付いておりますので(統悟と理優の息子くんも出てきます◎)
機会がありましたらぜひぜひお手に取っていただけますと幸いです⸝⸝> <⸝⸝❤︎

天霧ナナ
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