最強女子にも帰る場所がある~Choice your back home~
7話.最強女子、恋は加速していく
夏休みが明けて、しばらく経った。
夏の暑さは落ち着き、夜は肌寒くなってきた。
しかし、夏休みが明けたというのに、学校はどこか浮ついている。
その理由は、
「あと一か月で文化祭か…。」
皆で帰っていると霞先輩が呟いた。
そう、一か月後は文化祭がある。
「皆のクラスは何するの?私と蘭は白雪姫だけど。」
「僕はフォットスタジオだよ!美夜ちゃん絶対来てね!一緒に写真撮ろうね!」
「うん。」
英のクラスはフォットスタジオらしい。
しかし、私はフォットスタジオがどんなのか分からないので、当日のお楽しみだ。
「俺のクラスはお化け屋敷だよ。だけど、俺はキャストだから交代がないとご飯食べれないんだよね。」
「じゃあ、雪斗のところに私が持っていくよ。」
「助かる。」
お化け屋敷はなんとなく聞いたことがある。
前に遊園地で暗殺の任務があったときに、暗闇で誰にも気づかれなさそうなお化け屋敷で仕事をした。
その時はお化け屋敷を楽しむ暇はなくて遊ばなかったけど…。
「で、霞先輩は何するんですか?」
「………。」
雪斗君が何やらあの王子様スマイルを浮かべながら霞先輩に質問する。
今更気づいたが、雪斗君の王子様スマイルは微妙に違うときがある。
今のは恐らく揶揄いが含められている。
「………いや、俺たちのクラスはいいんだ…。」
「何するんですか?」
「うっ…。マッスル喫茶だ。」
「「「「へ?」」」」
どうやら、霞先輩のクラスはマッスル喫茶をするみたいだ。
「でも、なんで言いたくなさそうだったんですか?」
英が聞く。
「………キャストなんだよ、俺。」
あまりにも嫌そうな顔で言う霞先輩。
だけど、霞先輩がマッスル喫茶のキャストと言うことは…衣装次第ではボスに霞先輩の体が見せれる!
「霞先輩、当日はカメラ持参していいんですよね?」
「あぁ、良かったはずだ。」
よし、たっくさん霞先輩の写真を撮ってボスに送ろう。
ボスはどんな反応するかな?
なんだかワクワクしてきて文化祭が待ち遠しいような気持ちになった。
しかし、そんな私とは裏腹にご機嫌斜めの蘭がいた。
「で、蘭はどうして不貞腐れているの?」
「実は……。」
遡ること数時間前のこと。
私と蘭のクラスでは文化祭の話し合いが行われていた。
『なぁ、美夜。俺と大道具やんね?』
『……意外。蘭は王子役をするほうだと思っていた。』
『いや、やんねぇよ。台詞覚えんのだるいし。』
『へぇ。』
しかし、王子役の配役がなかなか決まらなかったので投票になった。
そこで、
『なんで俺なんだよ!』
蘭はクラスで一番モテるため王子役になってしまった。
『良かったじゃん。王子役。』
『よくねぇよ!お、俺は美夜と…。』
そこから先は聞こえなかったが、蘭にはこれからストイックな演劇部による演技の特訓があるらしい。
「なるほど。」
「いいじゃん、王子役だなんて。」
「美夜ちゃんは何の役するの?」
「私は大道具係だよ。」
「俺も大道具したかった。」
「そんなにしたかったの?」
「「「「そういうわけじゃねぇよ。」」」」
こうして文化祭の準備期間が始まったのと同時に、
「………ん?ブルース西成☆がドラマに出るんだ…。録画しなきゃ。」
お風呂上りにお笑い番組を見ていたらテロップに宣伝されていた。
リモコンで録画ボタンを押す。
楽しみがもう一つ増えた。
夏の暑さは落ち着き、夜は肌寒くなってきた。
しかし、夏休みが明けたというのに、学校はどこか浮ついている。
その理由は、
「あと一か月で文化祭か…。」
皆で帰っていると霞先輩が呟いた。
そう、一か月後は文化祭がある。
「皆のクラスは何するの?私と蘭は白雪姫だけど。」
「僕はフォットスタジオだよ!美夜ちゃん絶対来てね!一緒に写真撮ろうね!」
「うん。」
英のクラスはフォットスタジオらしい。
しかし、私はフォットスタジオがどんなのか分からないので、当日のお楽しみだ。
「俺のクラスはお化け屋敷だよ。だけど、俺はキャストだから交代がないとご飯食べれないんだよね。」
「じゃあ、雪斗のところに私が持っていくよ。」
「助かる。」
お化け屋敷はなんとなく聞いたことがある。
前に遊園地で暗殺の任務があったときに、暗闇で誰にも気づかれなさそうなお化け屋敷で仕事をした。
その時はお化け屋敷を楽しむ暇はなくて遊ばなかったけど…。
「で、霞先輩は何するんですか?」
「………。」
雪斗君が何やらあの王子様スマイルを浮かべながら霞先輩に質問する。
今更気づいたが、雪斗君の王子様スマイルは微妙に違うときがある。
今のは恐らく揶揄いが含められている。
「………いや、俺たちのクラスはいいんだ…。」
「何するんですか?」
「うっ…。マッスル喫茶だ。」
「「「「へ?」」」」
どうやら、霞先輩のクラスはマッスル喫茶をするみたいだ。
「でも、なんで言いたくなさそうだったんですか?」
英が聞く。
「………キャストなんだよ、俺。」
あまりにも嫌そうな顔で言う霞先輩。
だけど、霞先輩がマッスル喫茶のキャストと言うことは…衣装次第ではボスに霞先輩の体が見せれる!
「霞先輩、当日はカメラ持参していいんですよね?」
「あぁ、良かったはずだ。」
よし、たっくさん霞先輩の写真を撮ってボスに送ろう。
ボスはどんな反応するかな?
なんだかワクワクしてきて文化祭が待ち遠しいような気持ちになった。
しかし、そんな私とは裏腹にご機嫌斜めの蘭がいた。
「で、蘭はどうして不貞腐れているの?」
「実は……。」
遡ること数時間前のこと。
私と蘭のクラスでは文化祭の話し合いが行われていた。
『なぁ、美夜。俺と大道具やんね?』
『……意外。蘭は王子役をするほうだと思っていた。』
『いや、やんねぇよ。台詞覚えんのだるいし。』
『へぇ。』
しかし、王子役の配役がなかなか決まらなかったので投票になった。
そこで、
『なんで俺なんだよ!』
蘭はクラスで一番モテるため王子役になってしまった。
『良かったじゃん。王子役。』
『よくねぇよ!お、俺は美夜と…。』
そこから先は聞こえなかったが、蘭にはこれからストイックな演劇部による演技の特訓があるらしい。
「なるほど。」
「いいじゃん、王子役だなんて。」
「美夜ちゃんは何の役するの?」
「私は大道具係だよ。」
「俺も大道具したかった。」
「そんなにしたかったの?」
「「「「そういうわけじゃねぇよ。」」」」
こうして文化祭の準備期間が始まったのと同時に、
「………ん?ブルース西成☆がドラマに出るんだ…。録画しなきゃ。」
お風呂上りにお笑い番組を見ていたらテロップに宣伝されていた。
リモコンで録画ボタンを押す。
楽しみがもう一つ増えた。