矢神さん僕の事誘ってます⁈
「これ。頼まれてた伝票計算‼︎」



私は大急ぎで計算した伝票を日尾くんに手渡した…



「相変わらず仕事が早いですねー‼︎流石仕事の鬼です‼︎」



日尾くんは意地悪そうに言ってくる…



「もうそれ貰えば私に用なんてないでしょ⁇」




早く行きなよ…



私は厄介払いするみたいに日尾くんを追い払った…




自分の口走ってしまった事を早く帳消しにして無かった事にしたい意味もある…




「はいはい。じゃあ伝票も受け取ったし、僕は帰ろうかなー」




日尾くんはやっぱり意地悪っぽく私を横目で見ながら去ろうした…



「あっ‼︎」



そう言うと日尾くんは何かを忘れたように後ろを振り返ってわざとらしく立ち止まる…



「さっきの答え…やってみなきゃ分からないじゃないですか⁇そっちの事って相性もあるし⁉︎」



日尾くんはびっくりするような恥ずかしい事を言ってくる…



「だからさっき言ったことは忘れてって言ってるのに‼︎」



真っ赤になって否定する私に「はいはい」と言って日尾くんは私の弱みでも握ったように去って行った…


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