御堂先生は溺愛中
「その男の子…俺、なんだ。」
御堂の言葉に、沈黙が流れた。
あの男の子が、御堂先生…?
「は?え?」
突然の言葉に凛の理解は追いつかず、変な声を上げた。
「信じられないよね。…でも、この間大野さんの話を聞いて気づいたんだ。」
もう遠い記憶で朧げだけど、
…こんな端正な顔をしていたっけ?
ん〜…
まあ確かにイケメンだったような…
凛は街灯に照らされる御堂の横顔を、まじまじと見つめた。