君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。
「はい、えーっと…」



先生が棒を引いて番号を確認する。


私も言っちゃえばやりたくない。


まあ三十六人いるクラスだし…三十六分の一を引くわけ。



「十九番ですね。十九番さーん」



えっ、十九番っ?!



「わ、私です…」



何を隠そう私はなんと出席番号十九番。


嘘でしょ…さっきの発言フラグだったかも…。



「篠宮さん。ではお願いしますね。
 早速今日の昼休み集まりがあるので多目的室に」



は、はい…と返事をしたけれど…
えー、私なの…そんな三十六分の一を引いちゃうなんて…。



「おーとは。まっさか音羽とは…笑」


「笑わないでよ〜。結構嫌なんだけど…」
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