イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「毎日会えるのもあと残り僅かだよね。ゆりなは進路とかもう決めてたりするの?」

お互いに高校三年生ということもあり、真剣に進路について考え始める時期だ。

「漠然とだけど、大学に行きたいって考えてる。でもまだどの大学にしようかは迷い中。自分の成績次第って感じかな。里沙は?」

「私は看護師になりたいから、専門に行こうか大学に行こうか迷ってるんだよね」

選択肢がある里沙は、どちらに行こうか迷っているみたいだ。
既に将来なりたい職業があるということが、私には羨ましかった。

「すごいね。里沙はもうなりたい職業があるんだね」

「昔から医療業界に興味があったからね。でも私はそこまで頭が良いわけじゃないから、医者にはなれないなって思って。だから看護師になりたいって思ったの」

ちゃんと将来の目標があって、その目標に向かって進路を定めている。それだけで里沙が大人に見えた。

「そうだったんだ。知らなかった…」

「そういえばゆりなには初めて喋ったよね」

「うん。初めて聞いた。だから驚いてる」

「言ったつもりになってたわ。ごめん」

付き合いが長いからこそ、勝手に話したつもりになっていることがある。それは仕方がないことだ。
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