イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「いいよ。これからも俺を頼ってくれたら嬉しい」

悟を失った今、裕樹の言葉が、今の私の心の支えだった。

「お言葉に甘えて、遠慮なく甘えさせてもらうね」

この日をきっかけに、私は裕樹と定期的に身体を重ねる関係になった。
裕樹の気持ちを知りながら利用することに、最初は罪悪感を感じていたが、次第に罪悪感も感じなくなっていた。

私の寂しさは裕樹の気持ちを利用するだけでは足りず、別の男性にも手を伸ばすようになった。
高校に入学してから、男子に告白される機会が増えた。そこで初めて自分が可愛いということに気づいた。

これまでの私なら、悟が好きだから告白をお断りしていたのだが、悟を失って理性を失った私は、告白してくれた男子の気持ちを利用し、色んな男性と身体の関係を持つようになった。

一度だけの人もいれば、何度も身体の関係を持つ人もいたりして。どんどんセフレが増えていった。
最初は好きな男性以外と身体の関係を持つことに躊躇いがあったのに、一度手を伸ばしてしまったら躊躇いなんてなくなった。

裕樹はそんな私を知っても、幻滅せずにずっと傍に居てくれた。
裕樹に幻滅されたら、私はもう生きていけない。裕樹の優しさに、私は依存していた。
< 155 / 171 >

この作品をシェア

pagetop