イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
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そして、あっという間に一誠のお家にお邪魔する日を迎えた…。
いつもなら土日はバイトをしている一誠だが、今回わざわざお休みを取ってくれた。
それなのにも関わらず、ママの余計な一言により、一誠のせっかくの休日に水を差してしまった。
申し訳ないという気持ちは大きいが、もう過去の過ちは取り消せないので、今回は思いっきり楽しむことにした。
「ママ、おはよう…」
「おはよう、ゆりな。今日は一誠くんのお家にお邪魔する日だよね?」
ママはパパの存在を忘れて、普通に話題を振ってきた。私はパパの反応が怖くて、素直に頷けない。
「え?そうなのか?やるな、一誠くん」
「先に言っておくけど、二人っきりじゃないから。悟もいるんで」
私がそう言うと、パパは先程よりも驚いた反応を示した。
「悟くんまで?!一誠くん、どうして悟くんまで誘ったんだ…?!」
「ママのせいだよ。ママが綾香さんに漏らしたからね」
「ママ、それはまずいだろう。いくら平等でいたいと思っていても、一誠くんが可哀想だぞ」
「悪いことしたとは思ってるわよ。でもね、その方が少女漫画みたいで面白いじゃない?イケメン二人に迫られるゆりな…。良い構図だと思わない?」
全然面白くない。いつ二人が喧嘩に発展しないか、私はヒヤヒヤしている。
一応、前もって釘を刺しておいたが、喧嘩しない二人が想像できない。
「面白いか、面白くないのかはさておき、狙って意図的にその状況を作るのは良くないと思う。一誠くんが心広い大人な子だったから良かったけど、ママの余計なアシストにより人様の恋愛が破滅しちゃうことだってあるんだから、傍観者でいないとダメだと思うぞ」
パパがママを叱った。ママのしたことは私も許せない。一誠が良い人だったから許してもらえたが、一誠が相手じゃなかったらそうはいかない。
パパの優しさに心の中で深く感謝した。そしてパパがまともな考えを持っていて安心した。


