イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
一誠の車の前まで向かい、車の扉を開けて、車の中に乗り込んだ。私は助手席に。悟は後部座席に乗った。

「…迎え、ありがと」

ぶっきら棒にお礼を伝えた。ひとまず悟がちゃんとお礼を伝えたことに、私は安堵した。

「どういたしまして。それじゃスーパーへ向かいますか」

一誠が車を発進させた。目的地のスーパーへと向かって…。
車の中は引き続き、音楽が流れていた。でも誰も喋ろうとはしなかった。
しかし、無言に耐えきれなくなった悟が、最初に口を開いた。

「今日はごめん。無理矢理、押しかけて…」

悟なりに反省しているみたいだ。一誠とのデートを邪魔したことを…。

「いいよ、別に。逆の立場だったら俺もムカついて、同じことをしてたと思うし」

恋敵同士だからこそ、お互いに気持ちが分かるのであろう。
悟が自分の非を認めて、一誠にちゃんと謝罪している姿を見て、胸を撫で下ろした。
今日は二人が喧嘩するかどうか、心配する必要はなさそうだ。

「いや、それでもあんたは邪魔しないだろう?やっぱりあんたが年上なんだなって実感させられた…」

口ではいつもお互いに罵り合っているが、心の中では認めているのであろう。
だからこそ、絶対に譲れなくて。お互いに意地だけを見せ合っている。
素直になって、本当の気持ちを告げることができて、心の蟠りが少し解消されたように思えた。
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