転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
ユリアは、ますます強くアーゲルにしがみついた。このまま、アーゲルと引き離されるようになったらどうしよう。
「そうそう、子供だけ放置してなにかあったら、寝覚めが悪いしなー」
と、頭の後ろで両手を組んだのは、少年だ。
「にいちゃ、どうする?」
「……ソーンフィールド辺境伯領までは同行するしかないか……めんどうだけど」
ぼそぼそと兄妹が囁(ささや)き合っているのは、彼らの耳には届いていないようだ。
「俺達は、『星を守る者』というパーティーだ」
とゆったりとした口調で言ったのは、盾を持った青年である。彼の名がゼバルと言うらしいのは先ほどの会話から察することができた。
「それから、そこにいるのが弟のクヴァール」
指で示されたのは、ユリアに逃げられた革鎧の少年だ。彼はよっとばかりにアーゲルとユリアに向かって手を上げた。
「私は、ティリス。ご覧の通り弓使いよ。魔術も使えるから、戦闘の時は私の側にいたら安心だからね」
と、弓を持った女性が自己紹介する。彼女は、弓を使うだけではなく攻撃魔術も使えるらしい。
「そうそう、子供だけ放置してなにかあったら、寝覚めが悪いしなー」
と、頭の後ろで両手を組んだのは、少年だ。
「にいちゃ、どうする?」
「……ソーンフィールド辺境伯領までは同行するしかないか……めんどうだけど」
ぼそぼそと兄妹が囁(ささや)き合っているのは、彼らの耳には届いていないようだ。
「俺達は、『星を守る者』というパーティーだ」
とゆったりとした口調で言ったのは、盾を持った青年である。彼の名がゼバルと言うらしいのは先ほどの会話から察することができた。
「それから、そこにいるのが弟のクヴァール」
指で示されたのは、ユリアに逃げられた革鎧の少年だ。彼はよっとばかりにアーゲルとユリアに向かって手を上げた。
「私は、ティリス。ご覧の通り弓使いよ。魔術も使えるから、戦闘の時は私の側にいたら安心だからね」
と、弓を持った女性が自己紹介する。彼女は、弓を使うだけではなく攻撃魔術も使えるらしい。