シトラスの魔法が解けるまで
「……? ああ、ごめん笑。寝顔かわいかったよ」
真柴くんが足を止め、屈託のない笑顔でそう言った。
その瞬間、私の思考が完全に停止した。
「!!……」
(私は瀬戸くんの寝顔が見れなかったのに……真柴くん、ずるい! もっと見たかったのに!!)
悔しさと恥ずかしさが一気に混ざり合って、言葉にならない叫びが胸の中に渦巻く。
けれど、事態はもっと最悪な方向へ転がっていた。
「え? つきあってる?」
「なに? だれ?」
「がちで!? 藤井さん、瀬戸くんの次は真柴くん!?」
周りにいたクラスの女子たちが、一斉にこちらを振り返った。
夕食会場のざわめきが、一瞬で私と真柴くんを中心に集まっていく。
真柴くんが足を止め、屈託のない笑顔でそう言った。
その瞬間、私の思考が完全に停止した。
「!!……」
(私は瀬戸くんの寝顔が見れなかったのに……真柴くん、ずるい! もっと見たかったのに!!)
悔しさと恥ずかしさが一気に混ざり合って、言葉にならない叫びが胸の中に渦巻く。
けれど、事態はもっと最悪な方向へ転がっていた。
「え? つきあってる?」
「なに? だれ?」
「がちで!? 藤井さん、瀬戸くんの次は真柴くん!?」
周りにいたクラスの女子たちが、一斉にこちらを振り返った。
夕食会場のざわめきが、一瞬で私と真柴くんを中心に集まっていく。