初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「実はね、大切なことに気づかせてくれたのは高橋くんなんだよね」

「悔しいけど、的確なことを言うな。彼には感謝しないとな」

「そうだね。感謝しないと…」

高橋くんとは恋人になれなかったけれど、大切な同期であることはこれからも変わらない。
だからこそ高橋くんに好きになってもらえて嬉しかった。その気持ちを胸の奥に大切に仕舞っておくことにした。

「やっと美優と一緒に過ごすことができて嬉しい…」

休むことなく働き、ずっと動き回っていた柊真は、いつもより疲れた顔をしていた。
彼には体と心を休めてほしい。今日はゆっくり過ごしてもらいたいと思った。

「私も嬉しいよ。でも柊真、疲れてるでしょ?ゆっくり休んで」

私がそう言うと、彼は嫌だと言った。

「美優が俺の元気の源なんだ。一週間も会えなくて辛かった…」

再び彼に正面から抱きしめられた。彼がどれだけ私との時間を欲していたのか、抱きしめられる腕の力で伝わった。

「美優とイチャイチャしたい。美優成分が足りないから摂取したい」

彼が首筋にキスした。彼の唇が触れただけで、私の身体は敏感に反応した。

「いいでしょ?美優も俺のこと欲しいでしょ?」

否定できなかった。彼のことが欲しいと思っていた。

「欲しいけど、柊真がいつもより疲れた顔をしていたから心配してるの…」

私の言葉を聞いて、彼の動きが止まった。どうやら図星を突かれたみたいだ。

「心配してくれてありがとう。でも大丈夫。さっきも言ったでしょ?俺の元気の源は美優だって」

彼にとって私が元気の源であることは素直に嬉しかった。傍に居るだけで彼に元気を与えることができているのだから。
それは私も同じで。私の元気の源は彼だ。だからこそ彼には元気でいてほしいし、私の前でだけは無理しないでほしい。

「柊真が無理していないならいいけど、途中で疲れたなって思ったら止めても大丈夫だからね…?」

「そんなの絶対に無理。生殺しな状態で終われるわけないじゃん」

彼の唇が再び私の首筋に触れた。首にチクっと痛みが走った。

「普段は美優のことを思って痕なんて残さないんだけど、今日は残しちゃった。ごめん…」

そういえば今までキスマークを付けられたことがなかった。
今日初めてキスマークを付けられた。首から全身に甘い痺れが徐々に浸透していく。

「美優の心配は嬉しいけど、俺は美優が思っているほど疲れていないし、美優が欲しくてもう我慢できないんだ。美優、お願い。美優としたい…」

彼の熱情を帯びた目に、私は逆らえなくなった。

「いいよ。しよっか…」

私から承諾を得た彼は、容赦なく激しいキスをしてきた。
いつもより彼のキスが熱烈で。息が上がるほどキスをした。
やっとキスが終わったと思ったら、彼の手と唇が私の身体に優しく触れていき、私の身体は甘く蕩けていった。
そんな私を見て、彼も身体を熱く滾らせており、二人で一緒に甘い熱を求め、身体を一つに重ねた。
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