初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
彼に求めてもらえるのは嬉しい。私のことを愛してくれているのが伝わるし、私だって彼のことを求めているから。
本当は今すぐにでも触れ合いたいのを我慢し、必死に堪えている彼を見て、私は思わず笑みが零れ落ちた。

「伝えてくれたのは嬉しいけど、伝えるべき時は今じゃないでしょ?続きは夜までお預けね」

私がそう言うと、彼はしょんぼりしていた。予定がなければ今からできたのに…って思っていそうだ。
私も本音を言えばがっかりしているが、夜になれば柊真とたくさん触れ合える。
楽しみが待っているかと思うと、頑張って乗り切ろうと思えた。

「早く終わらせて、早く帰らないと。美優とたくさんイチャイチャしたいからね」

彼の頭の中は既に帰宅してからの甘い時間で埋め尽くされているみたいだ。
それは私も同じで。できれば早く終わらせて帰りたいと思っている。柊真のご両親には失礼だけども。

「そうだね。早く帰りたいね…」

彼の服の裾を掴んだ。私も同じ気持ちだと伝えるために…。

「あまり俺を煽らないでくれ。これでも必死に堪えてるんだから」

今の彼にはどんな言葉であったとしても、刺激が強いみたいだ。
これ以上彼を刺激してしまうと、柊真のご実家に伺えなくなってしまうので、この辺でこの会話は終わらせておくことにした。

「ごめんね。そろそろ行こっか」

「そうだな。行きますか」

柊真が手を差し出してきた。私は彼の手を取り、手を繋いだ。
手を繋ぎながら、エレベーターに乗り、マンションの最下階まで降りた。
平日は柊真のお付きの方に車を運転してもらっているが、今日はお休みの日なので、柊真が車を運転して、柊真の実家まで向かう。
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