初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「緊張しないでも大丈夫だよって言われても、まだ実際にお会いする前だから難しいと思うけど、柊真には私がいるってことは覚えておいて。柊真の不安を受け止めることならできるから、遠慮せずに頼ってほしい」

私の不安を受け止めてもらえたように、今度は私が柊真を支えたい。

「そうだな。俺には美優がいるもんな。分かった。美優にたくさん頼らせてもらうな」

私の一言で、柊真の中で抱えていた不安が少し和らいだみたいだ。
先程、失敗してしまったので、今度は上手くいって私は安堵した。

「任せて。いつでも私の胸に飛び込んできてくれて構わないからね」

これまでたくさん柊真に支えてもらってきた。だから今度は私が柊真を支えたい。
少しでも柊真の心の負担が軽くなってほしいと思い、彼に安心できる場所を作ることにした。

「ありがとう。美優の優しさが心に染み渡るよ」

私の言葉で安心し、緊張が和らいだのか、柊真が相好を崩した。
彼の安心した表情を見て、私も安心した。少しでも彼の役に立てたことが嬉しかった。

「いえいえ。こちらこそ柊真にそう言ってもらえて嬉しいよ」

少しずつではあるが、お互いに支え合っていけるようになってきた。
以前とは違い、本音で話せるようになった。今までの私達ならそれができなかったので、かなり成長したと思う。
好きだけじゃ恋愛は成立しない。お互いに良い一面もあれば、未熟な一面もある。
お互いに足りない部分を補うためにも、一歩を踏み出すことが大事だ。一歩を踏み出せたから、今の私達があると私は思っている。
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