初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「その気持ちはよく分かるけど、私は恥ずかしくてなかなか言葉にできそうにないよ」

「え?そうなのか?俺の周りの人間はパートナーに甘い言葉を頻繁に伝える人が多かったから、これが当たり前なのかと思っていたよ」

柊真は思春期に海外で育った。きっと周りの人も外国人の方が多くて。その環境に慣れすぎたせいで、恋愛観もそれが正しいと思って育ってきたのであろう。

「日本ではあまり甘い言葉を頻繁に伝える人はいないから、最初は驚きを隠せなかったけど、でも私は柊真にたくさん愛を伝えてもらえて嬉しいって思ってるよ。たくさん私に愛を伝えてくれてありがとう」

今まで育ってきた環境が違うからこそ、価値観の違いはこれからもたくさん気づくことがあると思う。
でも違うからこそ、お互いに補い合えるものがあって。今は知らない柊真を知れることが喜びでもあった。

「美優に喜んでもらえているのならよかった。そっか。日本の男女はあまり甘い言葉を伝え合わないのか…」

柊真は文化の違いにショックを受けている。やっぱり海外って愛情の伝え方がオーバーなようだ。

「日本ではそうかもしれないけれど、柊真が育ってきた環境ではたくさん愛を伝え合うのが普通だったんでしょ?だったらそれはそれでいいんじゃないかな」

育ってきた環境があったからこそ、今の柊真が形成された。
私は今の柊真を愛している。だからこそ、彼の愛情を全て受け止めたい。

「美優が嫌じゃないなら、俺はこれからもたくさん美優に愛を捧げていきたい。いいかな?これからも変わらずに俺の愛を美優に伝えても…」

「いいよ。その方が私は嬉しい。恥ずかしくて照れちゃうと思うけど…」

「それはそれで可愛いから、俺としては嬉しいかな」

「柊真が嬉しいならそれでいいけど、ずっと慣れずに照れている可能性が高いと思うよ?」

「それがいいんじゃん。めっちゃ可愛いって思うもん」

それが可愛いのかどうか、自分ではよく分からないが、彼がそう言うのであればそれでいいと思うことにした。
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