初恋の相手と運命の再会を果たしたら、イケメン社長になっていて溺愛されています
「鈴木さん、大丈夫?」

色んな人から心配する声をかけられた。私が倒れたことは社内中に広まっているみたいだ。
その度に「大丈夫だよ」と答えて、自分の席まで移動した。
すると峯さんの方が先に出社し、席に座って待っていてくれた。

「鈴木さん、おはようございます」

峯さんの方から挨拶をしてくれた。私も後からおはようと挨拶した。

「体調が良くなったみたいでよかったです。鈴木さんがいなくて寂しかったので…」

峯さんが心の内を言葉にして伝えてくれた。私が二日間いないだけで寂しがってくれたことが、私は嬉しかった。

「ありがとう。心配してくれて。私も峯さんに会えなくて寂しかったよ」

私の言葉を聞いて、峯さんは私に抱きついた。

「めちゃくちゃ心配したんですからね。倒れた時、血の気が引けました」

目の前で同僚が倒れ込んだら、誰しも驚愕し、動揺するのは当然だ。

「ごめんね。驚かせちゃって…」

「もう無理しないでくださいね。いつでも力になりますから」

私の病状と事情を知っているからこそ、峯さんはずっと親身になって、支えてくれた。
峯さんの優しい心遣いに、私はたくさん助けられた。その気持ちをまっすぐに伝えた。

「ありがとう。そう言ってくれて。もうずっと峯さんには力になってもらってるよ」

「こちらこそそう言ってもらえて大変光栄です。いつも仕事の面では鈴木さんに助けられていますから」

少しだけ峯さんより先輩なので、その分仕事を知っているだけで。大したことはしていない。
それでも峯さんは私に助けられたことがあるからこそ、恩義を感じてくれている。その気持ちをまっすぐに受け止めた。

「こちらこそありがとう。私が休んでいる間に代わりに仕事をしてもらって」

「いつもお世話になっている分、鈴木さんに恩返しができたので、休んでいた間の仕事のことは気にしないでください。たくさん休んで、元気になったのならそれでよかったです」

優しい言葉を投げかけてくれる同僚が職場にいる。私はとても恵まれていることに気づいた。

「休んでた分、今日は頑張るからね」

「あまり無理はしないでくださいね。また倒れられても困るので」

峯さんに釘を刺された。実際に迷惑をかけてしまったので、峯さんの言うことに素直に従うことにした。

「そうします…」

これから仕事をするぞ!と思ったタイミングで、高橋くんが現れた。
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