バイバイを書いた夜、君が来た ――あの夜、君の声が僕を繋ぎ止めた
第24話 眠れない前日
前日だ、って意識した瞬間から、落ち着かなくなった。
会うのは明日。
たったそれだけの事実なのに、胸の奥がずっと忙しい。
クローゼットを開けて、閉めて、また開ける。
これ、変じゃないかな。
でも、いつもの僕すぎる?
何度か着替えて、結局、無難なところに落ち着く。
おしゃれしたい気持ちと、背伸びしすぎたくない気持ちが、ずっと喧嘩していた。
昼間のうちに、台所に立った。
オーブンの予熱。
計量カップ。
混ぜる音。
パウンドケーキを作るのは久しぶりだったけど、手は覚えていた。
失敗しないように、何度もレシピを確認する。
喜んでくれるかな。
焼き上がりを待つ間、別の机でミサンガを編む。
黒と白とピンク色の僕達二人をイメージしたもの。
単純な編み方なのに、少しだけ指が震えた。
どちらも、サプライズにするつもりだった。
……つもり、だった。
会うのは明日。
たったそれだけの事実なのに、胸の奥がずっと忙しい。
クローゼットを開けて、閉めて、また開ける。
これ、変じゃないかな。
でも、いつもの僕すぎる?
何度か着替えて、結局、無難なところに落ち着く。
おしゃれしたい気持ちと、背伸びしすぎたくない気持ちが、ずっと喧嘩していた。
昼間のうちに、台所に立った。
オーブンの予熱。
計量カップ。
混ぜる音。
パウンドケーキを作るのは久しぶりだったけど、手は覚えていた。
失敗しないように、何度もレシピを確認する。
喜んでくれるかな。
焼き上がりを待つ間、別の机でミサンガを編む。
黒と白とピンク色の僕達二人をイメージしたもの。
単純な編み方なのに、少しだけ指が震えた。
どちらも、サプライズにするつもりだった。
……つもり、だった。