大好きなキミと365日の恋をする

見つけたから

――ダッ、ダッ、ダッ…


その声の主を追いかけるべく、俺は階段を勢いよく駆け下りてゆく。


影が、廊下の角からうっすら見えた。


風になびく、真ん中のあたりで結ばれたミルクベージュの髪。


赤と茶色のチェックのスカート。


その人は……


「愛里清っ!!」


少なくとも、泣いていた―――。
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