大好きなキミと365日の恋をする
「え…」
「いるの?」
そう問い詰められ、私は答えた。
「いるよ…っ」
ードーン…ドーン……
私たちがこうしてる間も、花火は容赦なく打ち上がっていく。
「誰?」
「虹くんこそ、誰?」
そんなの分かってるけど、聞いておきたかった。
「じゃあ、話してあげる。俺の好きな人のこと。」
聞きたくなんかない。そう言いたかった。でも、言えない。そんなこと。
「ほんとに可愛くて、こないだなんて、男にナンパされてた。」
花美ちゃん、可愛いもんね…
「りんごあめとかわたあめとか食べてた。」
甘党なのか…もしや、仲よくなれたり…?
「常に一緒にいたいから、補習にも付き合うし、夏祭りにも誘う。」
心の中で、何だか覚えがあると思い始めた自分がいて。
「俺が好きなのは―――」
ードッドーン…
おそらく、フィナーレ。
大きな花火の音で、虹くんの好きな人の名前は聞こえなかった。
「虹ーっ!!!」
後ろからの泣きそうな大きな声。
その声の主は、分かってる―――。
「いるの?」
そう問い詰められ、私は答えた。
「いるよ…っ」
ードーン…ドーン……
私たちがこうしてる間も、花火は容赦なく打ち上がっていく。
「誰?」
「虹くんこそ、誰?」
そんなの分かってるけど、聞いておきたかった。
「じゃあ、話してあげる。俺の好きな人のこと。」
聞きたくなんかない。そう言いたかった。でも、言えない。そんなこと。
「ほんとに可愛くて、こないだなんて、男にナンパされてた。」
花美ちゃん、可愛いもんね…
「りんごあめとかわたあめとか食べてた。」
甘党なのか…もしや、仲よくなれたり…?
「常に一緒にいたいから、補習にも付き合うし、夏祭りにも誘う。」
心の中で、何だか覚えがあると思い始めた自分がいて。
「俺が好きなのは―――」
ードッドーン…
おそらく、フィナーレ。
大きな花火の音で、虹くんの好きな人の名前は聞こえなかった。
「虹ーっ!!!」
後ろからの泣きそうな大きな声。
その声の主は、分かってる―――。