元恋人と、今日から同僚です
午後、デザイナーとの打ち合わせ。
レイアウトの最終確認。朝倉も同席している。
画面を見ながら、細かい修正点を指摘する。
文字の大きさ、写真の配置、余白のバランス。
デザイナーがその場で修正し、確認を取る。
私は角度を変えながら、レイアウトのバランスを見る。
「ここの写真、もう少し大きくできますか」
「この余白を詰めれば、いけますね」
「お願いします」
作業が進む。朝倉が横でメモを取っている。
「朝倉さん、何か気になるところある?」
ふと聞いてみた。
朝倉が少し考えて、言った。
「……このキャプション、もう少し短くできませんか? 文字が詰まって見えるので」
「どこ?」
「ここです。三行あるところを、二行に」
指摘された箇所を見る。
確かに、文字が多い。もう少し削れば、すっきりする。
「そうね。いい指摘だね。直そう」
朝倉が、少し嬉しそうな顔をした。
意見を聞いてもらえた、そんな表情を浮かべている。
五年前、私は朝倉の意見を聞いていただろうか。
一方的に自分の話ばかりして……
朝倉の話を聞く余裕がなかったんじゃないだろうか。
そう思うと、また胸が痛んだ。
レイアウトの最終確認。朝倉も同席している。
画面を見ながら、細かい修正点を指摘する。
文字の大きさ、写真の配置、余白のバランス。
デザイナーがその場で修正し、確認を取る。
私は角度を変えながら、レイアウトのバランスを見る。
「ここの写真、もう少し大きくできますか」
「この余白を詰めれば、いけますね」
「お願いします」
作業が進む。朝倉が横でメモを取っている。
「朝倉さん、何か気になるところある?」
ふと聞いてみた。
朝倉が少し考えて、言った。
「……このキャプション、もう少し短くできませんか? 文字が詰まって見えるので」
「どこ?」
「ここです。三行あるところを、二行に」
指摘された箇所を見る。
確かに、文字が多い。もう少し削れば、すっきりする。
「そうね。いい指摘だね。直そう」
朝倉が、少し嬉しそうな顔をした。
意見を聞いてもらえた、そんな表情を浮かべている。
五年前、私は朝倉の意見を聞いていただろうか。
一方的に自分の話ばかりして……
朝倉の話を聞く余裕がなかったんじゃないだろうか。
そう思うと、また胸が痛んだ。