好きです、先輩。別れてください
だって、希兎くんは仁那ファーストって感じでよく仁那のことを見てる。
それに対して猫葉くんは……周りのことをよく見ている感じがするかな。
「フラれたとかじゃなくてね……フッたの」
「え、……あんなに幸せそうだったじゃん」
「あはは……、いろいろあってね」
希兎くんがそうじゃないって言うわけじゃないけど、猫葉くんは優しいのだ。
他人のことを思いやって、それを行動に移す力を持ってる。
「まって、猫葉はどこまで知ってんの?」
「えっと……、彼氏がいるってことしか言ってない、かな?」
「そう……」
思案顔の仁那。指先を重ねるのは、考え事をしているときに仁那がよくやる癖だ。
猫葉くん、ちょっと気まずそう……
屋上に来たらなぜかクラスメイトが泣いてて別れ話を聞かされたんだからそれはそうか。
「ていうか俺さ、桜庭さんに用があって屋上来たんだけど……」
「あっ、はい!なに?」
「俺も先生に頼まれたとき断ろうとしたんだけど押し切られてさ、球技大会のクラス委員頼まれたんだよ」
「…ほんとに?」
切り出されたのは想像のななめうえの話。
球技大会は全校で球技No.1クラスを決める大会。
ちなみに7月と2月にある。
それに対して猫葉くんは……周りのことをよく見ている感じがするかな。
「フラれたとかじゃなくてね……フッたの」
「え、……あんなに幸せそうだったじゃん」
「あはは……、いろいろあってね」
希兎くんがそうじゃないって言うわけじゃないけど、猫葉くんは優しいのだ。
他人のことを思いやって、それを行動に移す力を持ってる。
「まって、猫葉はどこまで知ってんの?」
「えっと……、彼氏がいるってことしか言ってない、かな?」
「そう……」
思案顔の仁那。指先を重ねるのは、考え事をしているときに仁那がよくやる癖だ。
猫葉くん、ちょっと気まずそう……
屋上に来たらなぜかクラスメイトが泣いてて別れ話を聞かされたんだからそれはそうか。
「ていうか俺さ、桜庭さんに用があって屋上来たんだけど……」
「あっ、はい!なに?」
「俺も先生に頼まれたとき断ろうとしたんだけど押し切られてさ、球技大会のクラス委員頼まれたんだよ」
「…ほんとに?」
切り出されたのは想像のななめうえの話。
球技大会は全校で球技No.1クラスを決める大会。
ちなみに7月と2月にある。