竜の国



緑と青の世界にオレンジ色が

混ざりこんでゆく。



もう夕暮れが近いらしく

少し風が冷たくなってきた。



「あたしユウミ。あなたは?」



寄りかかったまま

目線を斜め上に向ける。



「レグザールだ。ユウミ。」



感情のこもった声。



あたしを見下ろす銀色の瞳は

おじいちゃんを思い出させる。



背中がとても暖かかい。





< 33 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop